ゆうわなのカブクワ日記

2018年9月から飼育・ブリードを始めました。このブログを通じてカブトムシ・クワガタの魅力や自分流の産卵方法や育成方法を発信していければなぁと考えています。

オウゴンオニはいくついる? 種類を紹介!

んにちは!ゆうわなです。

 

 

前回に引き続きオウゴンオニクワガタの記事です。

↓前回の記事
youwanna-beetles.hatenablog.com

 

 

オウゴンオニクワガタとは?

オウゴンオニクワガタはジャワ島・スマトラ島・ミャンマーなどに生息する黄金の体色を持った珍しいクワガタです。

 

本種は現在5種確認されており、そのうちの1種がrosenbergi種、残りの4種がmoellenkampi種に分類されています。

 

今回は、現在発見されている5種類のオウゴンオニクワガタの産地別の名称・特徴について解説していきます!

 

 

①ローゼンベルグオウゴンオニ

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(出典:アリスト http://aristo.shop-pro.jp/?pid=54058975

 

学名:Allotopus rosenbergi rosenbergi 

生息地:ジャワ島

ギネス:80.3mm(飼育) 83.0mm(野外)

 

1種類目はローゼンベルグオウゴンオニ。

ローゼンベルグはジャワ島に生息する大型のオウゴンオニであり、オウゴンオニ5種のうち唯一rosenbergi種に所属する固有種である。

 

rosenbergi種は大アゴが外側へ湾曲しながら伸びるといった特徴があり、moellenkampi種に分類されている他4種はすべて大アゴが直線的に伸びるため、この大アゴの形状から他4種との見分けは容易。

 

生息地はジャワ島。ジャワ便は日本へのカブクワ輸入の最大手といっても良いくらい多いため、現在日本で最も流通しているオウゴンオニであり、他の種類と比べると比較的安価で購入することができる。

 

 

ただ、ローゼンベルグに限り購入の際に気をつけておかなければいけないことがある。

それは、WD表記の個体のほとんどが野外で採集した成虫ではないことだ。

 

 

ローゼンベルグは現地の人によって幼虫の時に採集され、専用の材の中で羽化させたのちに輸出し、WDとして売り出しているものがほとんどであるためWDと表記されていても野外で採集してきた個体であることは少ない。

 

ショップによってはそうして育てた個体を現地飼育品として販売しているところもあるが、WD表記で販売しているところもあるためローゼンベルグを購入する際は注意しよう。

 

価格は平均的なサイズで5千円〜1万円くらい。

 

 

②モーレンカンプオウゴンオニ

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(出典:アリスト http://aristo.shop-pro.jp/?pid=83772410

 

学名:Allotopus moellenkampi moellenkampi

生息地:スマトラ島

ギネス:63.7mm(飼育) 68.0mm(野外)

 

2種類目はモーレンカンプオウゴンオニ。

4種いるmoellenkampi種の基亜種であり、スマトラ島に生息する小型のオウゴンオニである。

 

モーレンカンプオウゴンオニの特徴としては、体色がややツヤ消しの金色で黒い斑点が薄い、金色の個体以外にもシルバーの個体が存在することなどが挙げられる。

 

 

生息地はスマトラ島。スマトラ便もジャワ便ほどではないが日本への輸出は多いため、WD品はある程度入ってはくる。

しかし・・・

 

 

本種のギネスサイズは60mmを超えるが、ほとんどの個体が40mm台の小型ばかりだからかブリード人気はそれほど高くなく、飼育個体はあまり見ることがない。そのためローゼンベルグなどと比べると流通量はそれほど多くなく、購入できる個体のほとんどがWD品である。

 

価格はローゼンとほぼ同じで6千円〜1万円くらい。

 

 

③ババオウゴンオニ 

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学名:Allotopus moellenkampi babai

生息地:ミャンマー

ギネス:83.4mm(飼育) 80.0mm(野外)

 

3種類目はババオウゴンオニ。

ミャンマーに生息し、オウゴンオニ5種の中で最大の体長を誇る大型のオウゴンオニであり、「最も美しいオウゴンオニ」とも言われている。

 

オウゴンオニの中で最も大きくなること、体色がツヤのある黄金色であること、産卵が難しいとされるオウゴンオニの中では比較的簡単であることなどから最も人気のある種類である。

 

ギネスサイズは83.7mm。そこまではいかなくても普通に飼育していれば60mm後半~70mm前半の個体はコンスタントに羽化してくれるのも魅力。

 

 

生息地はミャンマー。ミャンマー便も数が多いので野外採集個体の輸入もあり、ブリード人気も非常に高いため飼育品もたくさん出回っている。

 

最人気種なだけあって値段は結構高いが、その見た目や産卵の難易度などからオウゴンオニの入門種として最も適している種であると私は思う。

 

 

最近ではミャンマーだけでなくタイからもババオウゴンオニが輸入されるようになってきた。タイ産のババオウゴンオニが新しい亜種として登録される可能性もあるので、今後も目を離すことのできない種類である。

 

価格は1万円〜2万5千円くらい。野外採集個体や大型のものになると4万円以上の値がつくこともある。

 

 

④モセリオウゴンオニ

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(出典:くわかぶプラネット https://www.kuwakabuplanet.com/products/detail.php?product_id=3289

 

学名:Allotopus moellenkampi moseri

生息地:マレーシア

ギネス:77.6mm(飼育) 80.8mm(野外) 

 

4種類目はモセリオウゴンオニ。

マレーシアに生息する大型のオウゴンオニで、ババオウゴンオニと並んで人気の高い種。

一言でいうと「デカいモーレンカンプオウゴンオニ」

 

 

ババオウゴンオニとは違い、モセリオウゴンオニの体色はツヤ消しのシックな金色であり、モーレンカンプと同様にシルバー色の強い個体が存在していること、そういった特徴を持ちながら大型になるところがババオウゴンオニとはまた別の人気を博しているようだ。

 

また、メスはには金ピカと言うよりは緑がかった金色をしている個体が存在することもモセリオウゴンオニの特徴である。

 

 

生息地はマレーシア。上記の3種が生息している場所と比べるとマレーシア便はそれほど数が多くないため野外採集個体の流通量は少ない。

それでも人気のある種なので、飼育品が多く出回っているため入手することはそれほど難しくはない。

 

価格はババオウゴンオニと同じくらいで1万円〜2万5千円程度。シルバー個体や大型個体は3万5千円くらいの値がつく。

 

 

⑤フルストルファーオウゴンオニ

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(出典:プラネットオブビートル https://planetofbeetle.ocnk.net/phone/product/178

 

学名:Allotopus moellenkampi fruhstorfer

生息地:ボルネオ島

ギネス:55.0mm(飼育) 57.1mm(野外)

 

5種類目はフルストルファーオウゴンオニ。

ボルネオ島に生息する小型のオウゴンオニで、オウゴンオニクワガタ属の中で最も値段・希少性・難易度の高い種類である。

そのため、購入した際に販売証明書がついてくることもある。

 

 

流通量が限りなく少ないためまだよく解明されていないフルストルファー亜種であるが、明確に他亜種と異なる点が存在する。

 

それはメスの体色である。

 

他のオウゴンオニはシルバーやグリーンがかった個体はいても多少なりとも金色をしている。しかし、フルストルファーオウゴンオニのメスはまるでドルクス種のような黒色をしているのだ。 

 

 

生息地はボルネオ島。ボルネオ便の数は限りなく少なく、フルストルファーの場合だと1年に1~2度輸入されてくれば良いといった感じである。

特定のクワガタに絞れば数年ぶりの入荷!なんてことも・・・

 

それに加え、フルストルファーは灯火採集で採集するのだが、オスは灯火にはなかなか寄ってないため輸入されてきてもメスのみということもざらにあるとか。

入荷してきたメスも前述した入荷機会の少なさと希少性により非常に高値で取引されている。

 

 

さらに、入手できたとしても次は産卵という大きな関門が待っている。

というのもこのフルストルファーオウゴンオニ、産卵の難易度はオウゴンオニクワガタという枠を超え、クワガタ全体で見ても超難関種であると言われている。

そのゆえんは、①産卵しない ②卵が腐る ③幼虫(特に初齢)が落ちやすい

この3つを乗り越えなければならないからだ。

 

 

私は飼育したことがないどころか実物を見たこともないので憶測でしかないが、フルストルファーのブリードを続けていくことはよほどのオウゴンオニクワガタ愛を持っていなければなし得ないことであると私は思う。

 

 

価格はオークションサイトで幼虫1頭2万円~、メス単が5万円~、ペアなら10万円~くらいである。

ショップで購入する場合はその店各々の言い値みたいなところがあるので、安くて15万円、高ければ50万円にものぼる。

 

 

これだけ見ればオークションサイトを使えば良いように思えるが、幼虫1頭でも高値がつく種類なのでオークションでは当然といえば当然だが幼虫詐欺が横行している。

どうしてもフルストルファーオウゴンオニが欲しい 場合はショップで購入した方が無難である。高いけど。

 

 

まとめ 

さて、今回は5種類のオウゴンオニクワガタについて説明してきた。

輸入解禁当時からの人気種であり、当時はどの種も産卵させることが困難だったオウゴンオニクワガタ。

先人たちの努力によってカワラ材・レイシ材の有用性が発見され、今ではフルストルファーを除く4種は私たちのような本格的なブリーダーじゃなくても卵や幼虫を得ることができるようにまでなった。

 

これからはもっと有用な材が発見され、今はまだ超難関種と言われているフルストルファーも容易に産卵させることができるようになるのだろうか?

タイに生息するババオウゴンオニは新しい亜種として登録されるのだろうか?

また別の産地から新たなオウゴンオニの亜種が発見されるだろうか?

 

興味は尽きません。

 

今年に入ってからまた人気が上昇し価格も高騰してきたオウゴンオニですが、それだけの魅力と価値を持ったクワガタだと私は思います。

 

 

みなさんも1度飼育してみてはいかがでしょうか?

  

 

 

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